恵まれているのに
【漠然とした不安を感じる】
自分の本音を誤魔化さずに
今を生きる
こんにちは☺︎maaaachanです!blogを訪問してくださり、ありがとうございます。今回は「恵まれているのに漠然とした不安を感じてしまう」についてお話したいと思います。

私は普通に暮らしているのに漠然とした不安を感じて生きています。考えすぎる事が問題なのも理解していますが、色々と考えてしまい不安を抱えて生きています。
恵まれている
私は恵まれていると思っています。日本に生まれた時点で恵まれているという言葉も耳にしたことがあります。確かに貧困の国に比べたら恵まれています、スーパーに行けば食べ物を買う事ができますし、スマホでポチっと注文すれば食事を希望の時間に届けてくれます。
体がしんどくても寝るベットがあり、服や靴も困らない程度に揃えられ、休日はゆっくり好きな事をする時間があります。本を読んだり映画を観たり、デパートへ出かけたり、美容室へ行ったりランチに行くこともできます。大型連休には国内旅行も行けますし、貯金すれば海外旅行へだって行けます。子供に高額なパソコンを買ってあげることもできますし、学費だって用意できます。
仕事は給料が安いけど正社員で働けていますし、中卒なのに雇ってくれる会社があり給料が貰えています。ブラックでもありませんし、残業もありません。有給は気を使わずに使えますし、週休2日は守られています。体調が悪い時はLINEで連絡すれば休めますし、翌日出勤しても誰も嫌味を言いません、むしろ【みんなお互い様だから気にしないでね】と言ってくれます。
私はシングルマザーで恋人はいません、他県に引っ越してきたので友人もいなく、地元の友人と連絡を取るのも年に一度くらい。数年に一度、地元へ帰り友人と飲んだり食事をしたりします。大切な友達です。
日頃から、誰かと出かけることは少なく、子供も大きくなってきて数年後には一緒に出かけることも無くなると思います。親は70歳で高齢になっていき、母は数年前に病気で亡くなり、父親と同居して暮らしています。
どこにでもあるような一般的な家庭で、普通に働いて普通に生きています。欲しいものを数えたらキリがありませんが、足りないものは無く恵まれた環境で暮らしています。
何かを変えたい
今の状況に満足していても、どこかで不安を感じている時は、まだ心のどこかに余裕があるからなのでしょうか。きっと今日生きることに必死な人は悩んでいる場合ではありませんし、将来のことを考える余裕もないのかもしれません。そんな人から言わせてみれば、漠然とした不安なんてものは贅沢な悩みと言われてしまいそうです。
私が将来の不安を感じているのは、まだ【心に余裕】がある証拠なのかも。もっと良くなったら…もっと幸せになれたら…もっともっと 。そんな願望が今に満足できない自分を作り出しているのかもしれません。
今よりももっと豊かに、今よりも成長して、たった一度の人生を思いっきり生きたい!そんな願望が、平凡な毎日を退屈なものに変えてしまっていたのです。
隣の芝生は青い、羨ましいと思う生活を私が手に入れたとしても、また別の芝生を見ては羨ましいと思うでしょう。
散歩をしていて、立派なお家を見ながら歩いているとお庭が広くてキレイなお花が色とりどり咲いていました。車はピカピカで、旦那さんが洗車しています。犬が元気に走り回り、お母さんは袖を上げて洗濯物を干している、子供たちは水遊びやらボール遊びやらで楽しそう。
私は心の中で幸せそうな家族で良いな…って羨ましい気持ちになりました。それは正直な感情です。こんな生活に憧れるし、自分も子供の頃にこんな生活を送ってみたかったな〜って。そして、子供にも同じような暮らしをさせてあげたかったなって思うのです。
自分で望む方へ
今の生活に満足していないわけではありません。過去に比べたら随分と私の生活は変化してきました。
私の幼少期は、毎日のように借金取りから電話が鳴り「お母さんはいません」と嘘を付かなければいけない生活でした。借金取りが家に直接きた時も私が玄関先に出て対応していました。そのまま帰る人もいれば、居留守でしょ?って強引に家に入ってくる人も。
その時住んでいた家は強制退去させられ、次の家は砂壁のお風呂なしの家でした。その時は小学5年生です、夜な夜な泣いていましたが、姉に「泣くな!」と言われ声を押し殺して眠りについた記憶があります。
そんな姉はとても強くて利口で、思い立ったらすぐ行動し、真っ直ぐに手に入れたいものを必死に掴みに行くような明るい人です。友達も多くて優しすぎるくらいの旦那さんがいて、子宝に恵まれ、お金持ちの義理の親に車や家を買ってもらい、子供に習い事をさせて、ペットを飼い、休日はBBQをしたり遠出したりして、とても幸せそうです。
でも、そんな姉にも苦労がたくさんありました。10代の頃は胃が弱く、ストレスを感じると入院を繰り返して痩せ細っていた時期がありました。学生時代はイジメがあり不登校になってしまい、公園で時間を潰すような子供だったのです。それでも姉は強かったです、先の事なんてどうなるか分からないから【やりたい事をやる】そんな人でした。
私は10代の頃にアメリカ留学したいと思っていました。でも貧乏だし親が反対するだろうと早々に諦めてしまいました。
その時に姉に言われた言葉は、反対されるとかお金がないとか言ってないで、アメリカ行きのチケットを自分で買ってアメリカに行ってくる!って親に言えばそれで良くない?それくらいの覚悟がないなら無理じゃない?と、ハッとさせられたのに私はアメリカへは行きませんでした。
自分で決めないから
自分で自分の人生を決めて歩んでいかないから、恵まれているのにも関わらず自分で行動しようとしない。最悪なことに、環境のせいにしたり時代のせいにしたりして仕方のない事だからと早々に諦めてしまう。
だから私は満足に暮らしていても、不安を感じているんだと思います。本当は違うのに欲しい物があるのに、何となく仕方ないから…どうしようもないから…こうして生きていくしかないから…
いつまでたっても自分の人生に満足なんてできません、それは【一生懸命生きてないから】です。貧乏な幼少期を過ごしても、シングルマザーで子育てをすることになっても、自分の欲に願望に気づいていても、どうせ無理だって決め込んで、安全な場所から動こうとしない事が原因で、いつまでたっても不安から抜け出せないでいる。
漠然とした不安を感じている時は、きっと頭では分かっていても行動できずに足踏みしている状況なのかも!?考えすぎて、行動する前から無理だと決めつけてしまい、何も変わっていけない自分に不安を感じてしまっていて、どうしたら良いのか?どう動いたら良いのか分からなくなってしまっているのかも。
自分を裏切っている
私がアメリカに行かなかった過去があったから、今もこうして【あの時、行動してれば】って後悔がある。でも、行かない選択をしたから今こうして子供と暮らしている。
いつまでも過去に縛られて、あの時こうしてればってタラレバを言っても仕方のない事で、今あるものに目を向けてみると私がどれだけ幸せで恵まれているのか知る事ができます。
私は人付き合いが苦手です、でも心から愛せる人と出会い子供を授かった。そして、お母さんになってお母さんにさせてもらって、子供はそんな私を愛してくれる。こんな幸せは失えないですし、本当に感謝しかありません。
子育てで悩むことは多くありますが、私はそれすらも幸せなことだと思い、母親であることに感謝しなければいけないと思っています。
こんな優柔不断で、めちゃくちゃな私でもそばに居てくれる人がいる事に感謝できないとか幸せを感じられずに不安ばかりだなんて、罰当たりもいいところ。
どうせ無理だって決めつけないで、こんな自分が幸せを望んじゃダメだと思わないで、欲しいものや望むものを手にして生きても良いんだって素直に心の声に従う。
誤魔化さない
嘘をついたり誤魔化したりすることは誰にでもあることだと思います。ですが、自分の感情を知っていて誤魔化すのは良くないことです。
自分が犠牲になれば丸く収まることや、自分が悪者になれば関係が拗れないとか、周りばかりを気にして【自分が我慢すれば】って考えていると、心にしこりができて、いつか自分ばかりが辛い思いをしていると勘違いしてしまいます。
犠牲になると決めたのも、悪者になると決めたのも自分なのに、我慢して耐えている私を誰も気に留めてくれないと、自分ばかりが苦労して大変な目にあっていると思い込んでしまう。
それは、優しくする事で見返りを求めているから、その見返りがないと、誰にも認められないと不安を感じたり自分が何者なのか分からなくなってしまいます。
気持ちを言葉にして
いつから自分はこんなに間抜けな生き方しかできなくなってしまったんだろう…と情けない気持ちが溢れてきます。
心の中では
このままじゃいけない
何か変えなくちゃ
強くたくましく生きたい
何かに本気で向き合いたい
実際の自分は
どうせ無理
結局ダメだった
弱いまま
何も変えられない
本気になんてなれない
そうやって全てネガティブにマイナスに自分で変換していました。それは今でもそうです、こうして記事を書きながら頭では分かっていても行動できないのが私です。
そんな私だから「漠然とした不安」を感じてしまうし、曖昧なことしか言えないし、自分の気持ちすら自分でよくわからなくなってしまうのでしょう。
自分の気持ちを言葉にしなくちゃ、自分ですら本当はどう感じているのか分からなくなってしまいます。苦しい時や不安な時こそ、思いを言葉にするように心がけています。
・自由な時間が欲しい
・何かに夢中になりたい
・海外に行きたい
・強くなりたい
・毎日を楽しみたい
・希望を持ちたい
・人生を後悔したくない
私の夢は子供が成人した後、海外に行き英語を学び好きな音楽を学びながら、海外で働いて生活する事が夢です。やはり10代の時に夢見ていたアメリカに留学してアメリカで生活をしてみたいという気持ちが諦められません。
その為に、逆算して今やるべき事をメモに書いていますが、結局上手く予定は進みません、そしてすぐに諦めてしまいそうになります。言葉にすることは大事ですが、言葉にするだけでは叶わないのも事実です。
行動して不安を消す
不安を感じて色々と考えすぎて不安を膨らませるより、小さな事でもいいから行動してみると不安を感じている場合じゃなくなっている事があります。
人は暇だと余計な事ばかり考えるって言いますが、その通りだと思います。不安を感じていて「どうしよう…どうしよう…」って悩んで時間を過ごすよりも、できる事から手をつけてみると、心がスッキリしてきますし、なにより何かを行っている時は余計な事を考える暇がなくなります。
自分がどう生きてきたか
今日は仕事はお休みなのですが、休みの日は色々と考えてしまいネットでアレコレ検索して【自分の不甲斐なさ】を感じてしまいました。毎週そうです、日曜日が待ち遠しいのに日曜日になると、将来のことを考えて、このままでいいのかな?って不安になってしまいます。
ふと、私ってどう生きてきたのか?思い返してみました。10代後半はとっても幸せで希望に溢れていた事を思い出しました。やりたい事がたくさんあって、私はこうなる!って疑わなかったし希望があったよな…って昔の自分を懐かしみました。
今の私がどうしようもない不安を感じてしまっているのは、大人になるにつれて現実を知って夢を追わなくなり自分の能力に限界を見つけてしまったからですよね。
今日の私が10年後の私を作るなら、今の不安は過去の自分すらも否定する事になります。もちろん後悔したこともたくさんありますが、過去には戻れないから、自分のしてきた選択に言い訳をせずに、この先の未来も自分で作っていく、必要以上の不安は感じなくていいから、もっと自分らしさを大切に生きていけたら、私は今日をもっと大切にできますし、大切にしなきゃと思えます。